■桃神祭2015インタビュー INDEX

百田夏菜子佐々木彩夏玉井詩織有安杏果高城れに

■夏のライブはとにかく楽しい!

──今年ももうすぐ夏の「桃神祭」がやってきますね。

私、大好き!桃神祭!みんなはもしかしたら私のことを「お祭りとか行かなそう…」って思ってるでしょ?(笑) (高城)れにちゃんとかのほうが街のお祭りが好きでたくさん行ってそうだって思ってるでしょ? でも、私だってけっこうお祭り好きなんだよ?

──確かに高城さんはお祭りによく行ってそうなイメージはありますが(笑) あーりんもそれに負けないぐらい桃神祭をとても楽しみにしているんですね。

私、友達にももクロのDVDを貸すときは、絶対に桃神祭とか夏のライブのDVDを貸すことにしているんです。まずそれを観てもらうことが、一番ももクロの良さが伝わるんじゃないかなって思うから。ライブに友達を招待するときも、初めてももクロのライブに来る友達には「夏のライブに来て!」って言うの。

──ももクロの夏のライブはどんなライブだと思いますか?

ただただ何も考えずに楽しんでもらえるライブなんじゃないかなって思います。初めてももクロのライブに来る人や、全部の曲を知らないっていう人にも、やっぱり「あー、楽しかった!」っていう印象を持って帰ってもらえたらなって思うから、そうすると夏の桃神祭はとにかくももクロらしいし絶対に楽しんでもらえるなっていう自信があるんです。

──ももクロらしいライブってどういうライブ?

「楽しいだけで良くない?」みたいな感じ!(笑)もちろん、ももクロのライブには重大発表とかそういう楽しみもあるけど、でも夏に関しては「楽しけりゃいいじゃん!」って特に思いますね。冬のライブは1年のまとめで集大成という意味合いもあったり、また新年に向けて切り替えて行きましょう、みたいなちょっとピリっとしたところがあるけど、夏はもう、そんなことをあまり考えずに「楽しければオッケー!」って思うところがあります。

──ももクロの「ただただ楽しい!」という部分をそのまま表現してるのが夏のライブということですよね。

そうですね。夏のライブは「楽しい!」を前面に出してるっていうか。それは極楽門(2011年によみうりランドにて行われた「サマーダイブ2011?極楽門からこんにちは?」)のときからずっとそうだし。夏のライブはすごい楽しかった印象しかないんです。もう、夏!っていうだけで無条件にテンションが上がるし!そして、ももクロは元々和をテーマにしていたグループなので(笑)、最近は改めて「和」というところも大切にしていて。日本人なら誰もが和太鼓の音にテンションが上がると思うし、普段意識していないかもしれないけど、やっぱりお祭りとか神社といった和の雰囲気は心が落ち着くというか、日本人の原点だと思うんです。そういうみんなの中にある和の心も、ももクロの夏のライブでは感じられるし、そこに夏の楽しい空気感も重なることですごく盛り上がるんじゃないかなって思います。初めて見る人でも楽しめると思う!

■リーダーのために恩返しをする

──今年の「桃神祭」は静岡のエコパスタジアムで行われます。リーダー百田さんの地元ですね。静岡でライブをするというのはあーりんとしてはどんな思いがありますか?

それはもう、いつもお世話になってるリーダーの地元なんで、盛大にやりましょう!会場で「いつもリーダーはここを通って来てるんだなあ」ということを実感したいと思います。リーダーが住んでるということもあって、静岡に対する親近感というのはすごい感じています。

──みんなにとっての地元みたいな感覚もありますか?

それはありますね。みんなの地元っていうか、「あー、いつもリーダーがお世話になってます!」っていう気分(笑)。やっぱりちょっといつもとは違うなっていう感じはあります。静岡の皆さんには感謝の気持ちを伝えたいし、地元があるってうらやましいなって思います。「静岡に帰って来たぞ!」みたいな気持ちになれるというのはカッコいいなって思います。

──特に1日目は「御額様ご来臨」という百田さんにフィーチャーされているサブタイトルもついています。

はい、おでこさま、です。うちのリーダーは、そういうふうに自分にフィーチャーされたりするのがあんまり好きな方じゃないから、だからこそ私たちが全力でリーダーをフィーチャーしたいと思うし、リーダーを支えます! リーダーのために頑張るというか、恩返しです。日頃の感謝の気持ちを込めて。

■リーダーは「ちんぷんかんぷん」

──あーりんにとって百田さんってどんな人ですか?

夏菜子ちゃんは私と同じAB型で、たまにすごくわかりあえるときがあるんですけど、でも私とは真反対の人です(笑)。私はあの人に出会うまで、ああいう人には出会ったことが無くて。あんな人に出会ったのは初めてです。百田夏菜子っていう…あんな、ちんぷんかんぷんな人、初めてなんですよ(笑)。

──ちんぷんかんぷん(笑)

ちんぷんかんぷんですよ、もう百田さんは!だって、九九が言えるだけで拍手喝采みたいな、そんな人には初めて出会ったんです!(笑) でも…カッコいいんです。

──ちんぷんかんぷんだけどカッコいい!

うん。あんなに能天気でちんぷんかんぷんな人に会ったことないけど、でもあんなに周りを笑顔に出来る人にも会ったことがない。本当に百田さんといると、面白いし楽しいし、それがアイドルらしいかっていうと違うのかもしれないけど、でもやっぱりすごくアイドルだなって思う。能天気なように見えても意外と気にしいだったりとか(笑)。そういうところも含めてすごく人間らしい人だなあって思います。

──リーダーとしての百田さんはどうですか?

あの人がリーダーでいてくれてすごくありがたいって思います。夏菜子ちゃんはグイグイ引っ張っていくタイプのリーダーではないんですけど、でもそうじゃないリーダーのあり方を見つけているというか。私みたいな最年少にもまかせるところはまかせてくれる心の広さとか、本当にすごいなあって思います。あと、言葉にめっちゃ重みがありますよね。すごいですよね。どうして勉強は出来ないのに、あんなに言葉がスラスラ出てくるんだろう…(笑)。

──どうしてなんでしょう?

それはね……好きなんだと思います。ももクロとかこの仕事が。

──ああ、なるほど!

勉強は絶対好きじゃないから出来ないんだって!(笑) 本当に興味があることしか出来ない人なんじゃないかなって思います。夏菜子ちゃんは勉強だってすごい一生懸命やってたんですよ。でも30点ぐらいしか取れないんです(笑)。だから、きっと勉強にはあまり興味が無いんだと思うんです。だけど、ももクロの仕事はすごく好きだから出来るんだろうなって。

■桃神祭が最大級のお祭り

──そんなリーダーの地元での桃神祭がもうすぐですね!

はい、本当に盛り上げていきたいです。特に1日目は百田夏菜子が長澤まさみさんに続く静岡の有名人だって胸を張って言わせてあげるぐらい盛り上げましょう(笑)。

──2日目も「遠州大騒儀(えんしゅうおおさわぎ)」ということで、バカ騒ぎできそうですね。

2日目だってもちろん、全力で盛り上がりましょう!私がモノノフさんだったら一番桃神祭に行きたいって思うもん!桃神祭がやっぱりこの夏の一番のお祭りだと思うんです。もちろんほかの大きいお祭りとかほかのライブも楽しいと思うけど、でも私たちの中では桃神祭が最大級のお祭りだと思ってるから、そこはずしちゃ、夏、終われないでしょ(笑)。だから、一緒に盛り上がって、この夏一番の思い出を桃神祭で一緒に作りましょう!

取材・文 / 富樫奈緒子 撮影 / 塚田亮平

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